第33期竜王戦第一局 ▲羽生善治vs△豊島将之 53手の決着

▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲7七銀 △7四歩 ▲2六歩 △8五歩 ▲2五歩 △7三桂

早い段階での△7四歩~△7三桂は最近指されるようになりました。次に▲2四歩なら、△同歩▲同飛△6五桂▲6六銀△5七桂不成として後手有利です。

▲7八金 △3三角 ▲5六歩 △6四歩 ▲7九角 △6五桂 ▲2四歩

普通は銀取りを受けるところですが、先手は攻め合う順を選択します。

△同 歩 ▲同 角 △7七桂成

次に▲3三角成△同桂▲9五角なら、△4二玉▲7七角△2二歩で局面が収まってしまうので▲3三角成の順はダメです。

▲同 桂 △6二金

▲7三角の筋を受けている。

▲3三角成 △同 桂 ▲5五角 △2七歩

豊島の好手。次に▲3三角成なら、△4二銀打▲同馬△同玉▲2七飛△8九角打として後手優勢。

▲同 飛 △4五桂 ▲1一角成 △8六歩▲同 歩 △8九角 ▲7九金 △6七角成 ▲6三歩 △5二金右 ▲6八香 △7六馬 ▲6九桂

▲6三歩から▲6八香~▲6九桂とした局面。羽生は単に6九桂として△5七桂成を受けるのではなく、▲6八香を入れた方が得だと判断している。▲6八香は▲6四香と走る展開にならなそうなので、打ちにくい手です。

△8六飛▲5五馬 △4四歩 ▲2三飛成

△4四歩は桂取りを受けつつ、▲2一飛成を防いでいます。本譜▲2三飛成に代えて▲5八金ならまだまだ難しい将棋だったようです。本局は羽生の作戦負けになってしまいました。

△3二銀 ▲2二龍 △5七銀 ▲6四馬 △6八銀不成 ▲同 金 △8八飛成
▲6五桂 △5七香 ▲投了
まで52手で後手の勝ち

竜王戦第2局の解説はこちらです。

第33期竜王戦第一局 ▲羽生善治vs△豊島将之 53手の決着」への1件のフィードバック

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